琵琶湖疎水

Sosui

白川通り今出川の所を流れる、琵琶疎水。

 

 

 

疎水の「哲学の道」は、ここから始まります。
今回、疎水の流れとは逆方向に上流へ歩いて行こうと思います。

 


そこから西へ行ったところにある京都大学の時計台です。
「哲学の道」は、京大の とある教授さんが毎日のように
その道を考えながら歩いて通勤したことによって そう名付けられたそうです。

桜が満開の4月上旬の哲学の道を東へと歩いて行きます。

散り始めて、水面(みなも)に浮かぶ桜の花びらも綺麗ですね♪

途中、哲学の道から東へそれて 銀閣寺へと向かう坂。
5時で拝観終了だったので、今回は行くのを見合わせました。

 

東へ向かっていた疎水&哲学の道は曲がり、南へと向かいます。

 


南禅寺の入り口の「中門」。

中に入って、南禅寺の「三門」。
大泥棒 石川五右衛門もこれに登って「絶景かな」と述べた。
大阪の陣で亡くなった武士達を弔うために、寛永5年(1628年)に
藤堂高虎が建立したもの。門の楼上の上には、釈迦像と十六羅漢像が
安置されている。

横から観た「三門」

 

法堂。

桜と一緒に撮影した南禅寺の「法堂」

南禅寺の境内の中を、琵琶湖疎水が通っています。
赤レンガの「水路閣」の上を水が流れています。
明治初期の建設の時、計画上ここ南禅寺を通過するのは仕方ないとしても
出来るだけ、景観を損なわないように配慮したそうです。
真知宇としては、新旧の建物が見事に調和していると思います。

近くからみた「水路閣(疎水橋)」

 

水路閣をくぐって向こうにある「南禅院」

東の山側にある建物「大公閣」

寺の参道の桜。

日が沈んでしまいます。

南禅寺を出て、岡崎のところの噴水。
手前の道は「インクライン」です。今はほとんど利用されませんが
琵琶湖疎水が出来た当初は、ここから水運用の舟を揚陸したのです。

 

橋の上から、「蹴上インクライン」を見下ろす。
下に、舟を運ぶためのレールが見えます。
琵琶湖疎水の開通によってその水力を活かし、
京都には日本初の発電所(蹴上の発電所)ができました。
陸揚げされた舟も、その電力を利用してこのインクラインの坂を
上がっていったのです。

 

インクラインの坂の途中に、当時 舟を運んだ台車が置いてあります。
淀川水系・琵琶湖をつなぐこのインクラインは昭和初期まで使われていました。

 

岡崎のところの疎水。右側は国立近代美術館。
日は沈んで、夕焼けの西の空。

 

上と同じ地点から、今度は東山を撮影。満月が昇ってきてます。
左側に京都市美術館があります。

 

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